地域活動
2019夏のボランティア体験 受け入れ報告
当院では毎年『夏のボランティア体験』として、地域の中学生さんのボランティアを地域連携科が中心となって受け入れています。
今年度は、笠岡市立東中学校2年生の2名がボランティアとして当院に来院されました。
お2人とも初めての経験で、不安や緊張でとても疲れたと思います。
お疲れさまでした。
また体験を通じて色々な気づきがあったかと思います。
学生さん方がボランティアに来ていただき、接してくれたことで、患者さんたちも元気が出たと思います。
世の中には病気の人や障害のある人、いろいろな人がいます。
その人なりの生活を送り、楽しみを見つけながら、生活されていることを肌で感じて頂けたら嬉しく思います。
今回はご参加いただきありがとうございました。
〇 2019年7月23日 浅野さん
AM : OT活動に参加 レクリエーション大会での輪投げブースの担当。患者さんに輪を渡したり、飛んでいった輪を集めたりしながら、交流する。くじ引きの景品渡しの手伝い。
PM : デイケアセンターでの交流 音楽療法に参加、見学。メンバーと一緒にトランプを楽しむ。神経衰弱では断トツ1位。
〇 2019年7月30日 浅野さん 東山さん
AM : 作業療法に参加。 患者さんと一緒に卓球を行う。患者さんと話しながら塗り絵や習字を行う。
メンタルヘルス ミニ講座 「ストレスについて」の講義を受ける。
PM : デイケアセンターでの交流。 音楽療法で発声練習のための運動のお手本を務める。(東山さん)ピアノ演奏を披露。(浅野さん)
(東山さんの感想)
私はももの里病院へ夏のボランティア活動として行きました。まず、午前中は入院中の患者さんの作業療法活動に一緒に参加しました。最初はなかなか環境に慣れなかったけど、OTの方々や看護師さんなどが優しく声をかけてくださったので、最後には患者さんたちと同じ作業ができました。昼食を食べた後に、デイケアの活動をしました。音楽を一緒にして歌を歌ったり、みんなで体操したりして、私も楽しい時間を過ごせました。私はももの里病院に行って、心や脳の病気の方々が多いんだなと思いました。ストレスや心の病気の対処法や、OTの方たちに優しく丁寧に教えて頂いたので、とても勉強になりました。これから当たり前に生活できている環境を大切にしながら、毎日過ごしていきたいと思いました。
(浅野さんの感想)
ももの里病院には、脳や心の病気の方が多くいて、その方々が過ごしやすいように色々な資格を持っている人たちが環境を作っていた。最初は(ボランティア参加者が)一人だったのもあり、緊張したけどだんだん緊張しなくなり、患者さんとも少しずつ接していけた。どうすればいいのかわからないことや困ったことは、ももの里病院のたくさんの職員の方がていねいに教えてくれた。精神的な病気がどういうものかを自分の目で見て、接することで感じたりすることができ、とても貴重な経験をさせてもらった。学んだことをこれからの生活に生かしていければと思う。今回はお世話になり本当にありがとうございました。